そんなことあるのか⁉︎
なぜだろう
笑いが止まらない。
正徳館ファミリーには
ほんとにいろんな子がいる。
現在28歳。
国公立大学の医学部目指して10浪中。
私立大学の医学部ならもっと早く扉が開いたかもしれないなんて思いながらもずっと変わらず本人が望む道が開くことを正徳館ファミリーみんなで願ってきた10年間。
この春、11浪が決定となり、彼を取り巻く周りがあたたかく応援していた初めの頃から一転し、さすがに少しずつ応援の熱も引いてきた。
交通費節約のため富山県まで車を出してくれた大親友は11浪目を迎えようとするのを本気で反対し、自分の会社で働けば良いとまで言って心配してくれた。
それでも彼の気持ちはブレない。
予備校にも通わず、アルバイトで貯蓄を増やしながら11浪目を迎える準備万端の3月末。今年こそが来年こそに変わるそんな春の終わりであり始まりのとき。
3月28日。
今年唯一受験した富山大学からの電話。
まさか、まさかの追加合格!
そしてすぐ入学手続きをするようにと。
合格通知はレタックス。
翌日、富山に向かう直前にどうしても心配になり大学に間違いではないのかと問い合わせたらしい。
急激に動き出した医学生のスタート!
とにかくすぐ入学手続きを済ませ
見もせずに決めた一人暮らしの部屋
仮住まいはビジネスホテル
突然辞めることになったアルバイト先も
苦節10年を知ってるだけに
快く送り出してくれたとか。
3月29日夜遅く。
いろんなことが夢じゃないと
やっと自覚できたからと
館長先生に電話あり。
11年目の浪人生
気持ちはスタートしてました。
古文の勉強じゃなく
医学の勉強ができることが嬉しいと。
正徳館が誇る超純粋で超努力家。
誰もが認める真面目な好青年。
まさに逆転満塁ホームラン!
本当に頑張り屋なんです。
こんな嬉しい出来事が起こって然るべき人間なのです。
Comentarios